イベントの力で医療をサポート!ワクチン職域接種運営業務
イベント会社の仕事は、楽しい企画や演出を考えたりするだけではありません。人や社会の安全を守ることにも関わっています。弊社は主にステージ演出・進行などを得意としておりますが、今回はまた違ったタイプの案件についてご紹介をしたいと思います。
2021年夏ごろより、「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種(職域接種)」が始まりましたが、この事業にはイベント会社が深く関わっています。弊社も某企業の職域接種の実施計画・会場設計・運営管理に携わらせていただきました。
この事業のポイントはずばり安心と安全です。命を守るためのワクチン接種だとしても、人が多数集まるため、感染リスクが高まります。感染リスクを抑えるためには密を作らない、人と人の接触を極力避ける、換気など感染対策を徹底する必要があります。そのような点を考慮して計画立てて運営しなければいけないため、会場設計、動線、誘導の計画策定などのノウハウを持っているイベント会社に白羽の矢が立てられました。
弊社は同企業の全国6会場での接種事業をお手伝いさせていただきました。しかし実施会場のレイアウトだけでなく、会場毎のレギュレーション、接種を担当される医療チームの要望などもすべて異なっていました。そのため、全会場分の計画をそれぞれ策定する必要がありました。綿密な実施計画と会場運営の結果、事故、そして一人の感染者も出さずにこの事業を乗り越えることができました。
今回の職域接種に関わらず、イベントを実施する際には、密集や雑踏事故などの危険性が伴います。そのため、動線計画、会場への入退場計画の策定や、大規模イベントの場合は警備計画なども必要になります。過去、日本国内でも動線計画や警備計画が不十分なために、死傷者が出るなどの痛ましい雑踏事故が発生しています。
もちろん、今回の職域接種事業は雑踏事故が発生するような規模の事業ではありません。しかし弊社としてはどのような場合でも安全を何よりも優先的に考え、計画、行動をしております。安心してイベントをお任せいただけます。
お客様のご希望や目的に応じて、最適なご提案をさせていただきます。イベントがはじめての方でも大丈夫。お気軽にご相談ください!